分科会連絡先&座長一覧


2002年度夏の学校では、以下の9分科会が開催されます。
分科会へのリンクは各分科会のホームページが出来次第upします。

時間割・プログラムは こちら


分科会名
座長間メーリングリスト
座長(敬省略) テーマ
天文学の舞台裏分科会
   ss02ura@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
佐々木 孝浩 (東大 国立天文台 M2 理論)
森久 泰二郎 (東工大 宇宙科学研 M2 X線)
渡部 至緒 (京大物理 M2 TeVγ線)
「天文学と思想」

歴史に名を刻んだ著名な物理家・天文家はなぜ、あれだけの深い考えに至 ることができたのでしょうか?これからこの分野を志す若者であれば是非 とも知っておきたいことです。いままでの科学の歴史と思想をたどりながら、 今後この業界はどうなっていくのか、考察していくことが目的です。
天文学と社会分科会
   ss02tensya@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
雁野 重之 (東大 総合文化 D2)
高橋 弘毅 (新潟大 D1)
萩原 紗和子 (名古屋大 M2)
「 天文教育 」

大学・研究機関・公共公開施設など、天文学に関する機関に就職する場合、 教育は研究と並んで重要な仕事となります。しかし、私達のように学生として 研究を続けている段階では、よほど興味のある人でなければ、教育につい て真剣に考える機会は多くはありません。そこで当企画では【天文教育】 をテーマに取り上げ、我々研究者予備群が将来関わっていくであろう、教育につ いて考える場を提供していきたいと思います。招待講師としては実際に様々な 現場で天文教育に率先して関わっている方々をお招きし、その実体験など通し て天文教育の意義やその重要性について考えていきたいと思います。
コンパクトオブジェクト分科会
   ss02compact@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
中島 基樹 (日本大学 M2)
佐藤 和久 (京大 宇物 M2)
水澤 広美 (新潟大 宇宙物理研究室 M2)
「自分的コンパクトオブジェクト最前線」

コンパクト・オブジェクトという共通の研究題目を通して観測分野と理論 分野の相互理解を深め、各自の研究に対する更なる意欲と発展を目的とします。
宇宙線分科会
   ss02cos-ray@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
平野 直樹 (名大 STE研 M2)
斉藤 ゆか (名大 STE研 M2)
宮原 ひろ子 (名大 STE研 M2)
宮本 陽一 (名大 STE研 M2)
「 宇宙線ってなんだろう、、、、? 」

宇宙線を研究することで何がわかるのか・何が知りたいのか・何が 期待できるのかを、いろんな視点から考え、伝えたいと思います。
太陽・恒星分科会
   ss02taikou@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
大橋 宏幸 (京大 宇物 M2)
川本 司 (北大 理学部 M2)
阪本 康史 (東大 国立天文台 三鷹 M2)
「新しい方法で」

天文学の研究手段は実に多岐にわたります。研究者はそれぞれ自分の観測方法、 解析方法を持つものでしょう。その中でも特異な、従来にはなかった方法 で天体の物理を解明していく人たちがいます。本分科会は、新しい天文学研 究の方法を学び、より深い天体への理解を得、更なる新しい研究手法開発 のきっかけをつかむことを目的として開催します。
銀河・銀河団分科会
   ss02galaxy@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
細川 隆史 (京大 基研 D1)
佐藤 奈穂子 (国立天文台 野辺山 D1)
小野寺 仁人 (東大 国立天文台 三鷹 M2)
「多波長で探る銀河進化」

さまざまな波長に関連した観測や理論による研究の状況を知り、それを総 合的に扱うことによって、銀河進化についてどのようなことが見えてくる のかを検討します。また、自分が積極的に関わっている波長帯や対象以外の 領域に対する抵抗感をなくし、幅広い視点を身につけることを目標とします。
相対論・宇宙論分科会
   ss02soutai@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
加用 一者 (東大 宇宙理論研 D2)
吉野 裕高 (名大 CG研 D2)
小林 晋平 (京大 人環 重力・宇宙論研 D2)
松宮 慎 (阪大 宇宙進化 D2)
「 これからの相対論・宇宙論 」

相対論・宇宙論を取り巻く環境は、最近の観測及び将来の観測計画により 量的にも質的にも大きな変化を迎えつつあります。こうした状況を鑑み、相対 論・宇宙論のこれからを展望します。特に、独自の路線を打ち出して成果を あげている研究者を招待し、若手研究者が目指していくべき方向性を考え る機会を提供したいと思います。
観測機器分科会
   ss02kiki@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
飯野 将史 (京大 宇物 M2)
市川 圭太 (名大 Z研 M2)
笠間 太介 (東大 牧島研 M2)
西村 知宏 (茨城大 電波天文学研究室 M2)
茂呂 寿子 (東海大 西嶋研究室 M2)
「 21世紀の観測機器 〜最先端の科学技術〜 」

20世紀における科学の発展は素晴らしいものでした。それは科学技術の 飛躍的な発達による、実験的、観測的な進歩に支えられてきたと言えます。 そして21世紀に入り、我々はさらなる進歩を目指しています。本分科会 では、現在進行中の様々なプロジェクトについて、どのような科学のため に、どのような困難を、どのような技術で克服しようとしているか、実際 に現場で力を発揮している人たちの発表を通じて、皆さんに知って頂きた いと考えています。実験家は勿論、理論を勉強している方にも、何が「検 証」でき、何が「検証」できないのか、最先端の科学技術の現場を知って 頂く良い機会となると思います。
星間現象分科会
   ss02seikan@kwasan.kyoto-u.ac.jp
  Introduction
越智 康浩 (名大 At研 M2)
高木 慎一郎 (京大 宇宙線 M2)
三浦 均 (筑波大 宇宙物理研究室 M2)
「リンクする星間現象 〜理論と観測をつなぐ橋渡し」

最近の研究により、星々の間に広がる広大な星間空間において、ダイナミ ックな活動性を示す数多くの現象が存在することが知られるようになって います。従って研究テーマは多岐にわたり、さまざまな観測・理論的手法に よる多角的なアプローチがなされています。将来的には、観測技術の向上や 理論研究の成熟に伴い、ますます多種多様な議論が行なわれるようになる でしょう。私たち星間現象分科会では、日々多様化する研究の間の橋渡しを したいと考えています。さまざまなテーマが存在する分科会だからこそ、 研究の途に入った若手が自らの研究結果を持ち寄る夏の学校は、自分以外 のテーマとのつながりを発見できるいいチャンスです。こうして、さまざ まな星間現象の間にリンクを作り、より広い視野をもって星間空間を見つ めることを目指したいと思います。

夏の学校時間割 はこちら。