名前: 菅井 肇 (SUGAI,
Hajime)
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東京大学IPMU
に移りました。(2011年4月1日から)
所属: 京都大学大学院理学研究科
〒606-8502 京都市左京区北白川追分町
京都大学理学部宇宙物理学教室
電話 075-753-3898
ファックス 075-753-3897
電子メイル sugai@kusastro.kyoto-u.ac.jp
専攻:
銀河物理学 (銀河における活動性の観測的研究・装置開発)
天文・宇
宙物理のテーマは多岐にわたります。日本天文学会での講演分野を例にと
ると、高密度星、超新星爆発、太陽系、太陽、恒星、星・惑星
形成、星間現象、銀河、活動銀河核、銀河団、宇宙論、地上観測機器、飛翔体
観測機器、銀河形成、天文教育、といった区分が使われています(当教室wwwの「宇宙物
理
学教室で行われている研究」もご参考に)。その中で、
私は地上観測機器を製作したりすることにより、今までできなかった観測を行って宇
宙の理解をすすめていく、ということを目標にしています。
いろいろな研究者と協力して分野にこだわらず新しい事実をつかんでいきたいと
考えていますが、私自身の現在の興味の主なところは、銀河の活動性にありま
す。銀河と銀河の衝突/合体、爆発的な星形成、超巨
大ブラックホール起源の活動性など、銀河の進化にとって重要な基礎的現象の理解を
深めたいと考えています。
以下、作成中です。できるだけ早く充実させていきま
す。[最終更新日 (2010/09/03)]
◆研究全般
◇主な論文のリスト
(専門家向け)
◇研究のひとこま(画像をクリックしてください)
銀河衝突
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爆発的星形成・銀河風
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超巨大ブラックホール・銀河
風
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重力レンズ天体
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◆とくに京
都三次元分光器第2号機(3DII)ついて
私た
ち京都大学のグループは、面分光機能を含む
多機能を持った可視光分光装置を開発してきまし
た。面分光により、天体の面全体を同時に分析するこ
とができます。2002年におけるハワイ大学の口径2.2
メートル望遠鏡と国立天文台の8.2メートルすばる望遠鏡で
の
試験観測の成功を経て、現在ではグループ外の研
究者との共同研究もすすんでいます。とくに面分
光機能を取り入れていくことは現在の大望遠鏡時
代の次にくるブレイクスルーとして期待されてい
ます。
「京都三次元分光器第2号機 --- データキューブで探る銀河の活動性 ---」
と題した記事が、
日本天文学会の
天文月報2006年3月号(第99巻3号133頁-142頁)
に掲載されました。
装置の原理の説明や完成までの
経緯に加え、実際に得られた成果の中から、銀河
スケールでとらえた激しい現象を紹介したものです。
京都大学内メンバ:
菅井肇,
松林和也,
中島淳,
吉村真治
(京都大学外メンバ(含旧メンバ):
下農淳司,
服部尭,
河合篤史,
尾崎忍夫,
小杉城治,
大谷浩,
林忠史,
石垣剛,
石井元巳,
沖田容史子,
秋田晃,
須藤淳,
佐々木実,
武山芸英)
◇学会発表関連資料(2002/09/10)
3DIIとは何か、またこの装置で成功したファーストライトについてわかりやすく解説
した資料。
◇
3DII
テクニカルレポート(専門家向け)
(2001/09/07)
3DIIをPI装置としてすばる望遠鏡に搭載するための「すばる
受入れ申請」を行った際に提出された資料のうちの技術的な部分。
詳細を含む。
◇作業風景
・国立天文台三鷹にて、光学シミュレーターを用いたすばる望遠鏡へのハードウェアかみ
合わせテスト風景
(2002/05/21-06/15)。
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