新たなデータセット

2006年2月1日〜2月9日までのデータを取得した。
測定データ
これを今までと同じ方法で補正した。
補正前と補正後
補正に用いた式は
(補正値) = (測定値) - 0.000831796 × (水蒸気量) - 0.00326496 × (温度)
である。

補正係数を今までのものと比べてみると、

水蒸気量の係数 温度の係数 水蒸気量範囲 温度範囲(℃)
2005/11/30- 0.000490675 0.0698424 750〜1150 13〜16
2005/12/26- 0.000364520 0.0328172 720〜860 11.4〜12.2
2006/01/13- 0.000286165 0.0971378 650〜950 11.4〜12.6
2006/01/23- 0.000421199 0.199515 550〜850 13〜18
2006/02/01- 0.000831796 0.00326496 600〜950 17.2〜19.2
ただし、上3つは治具の温度で補正したもの、下2つはボードの温度で補正したもの。やはり値がばらついている。また、上3つは水蒸気量と温度の寄与がコンパラなのに対して、2006/01/23-のデータでは気温の寄与のほうが1桁大きく支配的で、2006/02/01-のデータでは水蒸気量の寄与のほうが1桁大きく支配的である。

また、今回80カウント付近で実験室に出入りした。その前後でデジタルセンサーの測定値が1μmほど変わっている。

しかし、このとき温度と湿度に変化は無い。同じく70000カウント付近で部屋に出入りした。このときも温度と湿度に変化は無かったが、デジタルセンサーは反応した。また、78000カウント付近では、部屋の出入りもせず、気温と湿度にも変化が無いにも関わらず、測定値は0.1μmほど突然大きくなっている。

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15/Feb/2006. sakai@kusastro.kyoto-u.ac.jp