「銀河研究のニュー・フロンティア」

1990 年代に入り、銀河研究は大変革の時代を迎えました。 相次ぐ観測装置の発展等により、活動銀河核の精緻な姿をとらえることや、 遥か遠方の銀河を発見することが可能となり、次々と新しい知見がもたらされています。 今はまさに、銀河研究のルネサンス時代にあると言っても過言ではないのかもしれません。 そのような現代において、銀河研究の最大関心事は、 「銀河はどのように進化し、現在の姿を獲得したのか」という点にあります。

そこで本分科会では、「銀河研究のニュー・フロンティア」と題し、 我々若手研究者同士が理論・観測の別なく、あらゆる垣根を越えて活発に議論する場を提供し、 この問題に対する答えを与える「何か」を見出す機会となることを目標としています。