6月4日の朝4時に大学に集合(金森、中西、馬場、増田と私)ということ にして、4時半くらいに出発。明石海峡大橋を渡るぞ!ということで、レ ンタカーでごー。国道一号線から阪神高速に入り、垂水ジャンクションか ら明石海峡大橋へ。この辺は朝早かったんで、車も少なくめちゃめちゃ順 調。いい気分。以下の写真は明石海峡大橋。

淡路島のパーキングエリアで一休みして、淡路島に足跡をつける。次は大 鳴門橋を目指すわけだが、とにかくこの両大橋の間は車がめちゃくちゃ少 なかった。もうノリノリで飛ばす飛ばす。アベレージで130km/時く らい出てただろうか。30分ほどで淡路島を抜ける。以下は大鳴門橋。

橋を下りてから国道11号でひたすら讃岐の国を目指す。で、予想外に道 が空いていて早い到着。「昼飯で一杯目かな」とか言っていたのが、9時 過ぎに香川に入る。まず一軒目。とりあえずこの時間で開いているうどん 屋を探す。参考資料は「恐るべき讃岐うどん1、2、3」と麺聖・ 森村の web page(必見!)だ。まずは 増田君の母校、高松高校の地下にある駐車場に車をおいて、久保製麺に行 く。

ここはいわゆる「かけうどん」がメイン。メニューも2枚目の写真にある ように極めてシンプル。ちなみに小=一玉、大=2玉、特=3玉である。 とりあえず先は長いので小に天ぷらを一つのせる。天ぷらは90円だか1 00円である。この天ぷらが3枚目の画像で、どんぶりからはみ出してい るものである。食う。こ・れ・が・うまい!しっかりしたこしのある麺に いりこだし。っかぁー、うまい!ここは実は前回のうどんツアーの時にも 来ているのだが、この時間に開いてる店も少なく、前回とはメンバーも少 し違うためまた来てみた。うまいものは何回食ってもうまい。

ここから歩いてすぐ行けるところにセルフの店「さか枝」がある。しかし これは前回行ったし、量が一玉でもかなり多い事がわかっていたので、今 回はパス。しかしうまいのはうまいし、天ぷらやご飯類などのメニューも 豊富で、私が高松高校に通っていたならそりゃもう毎日通っていたであろ う店である。

で、久保製麺から歩いて竹清といううどん屋に行こうとしたのだが、開店 までまだ数十分時間があるということで、次に向かうことに決めた。とり あえず車に乗って、「山越」に向かう。

これは高松市内で見つけた「ア歯科」。これが香川のセンスなのか。

それはさておき、山越である。これがまた見つけにくいところにある。以 降のうどん屋にも共通する話だが、香川のうどん屋というのは商売っ気が 無さ過ぎな気がする。

4枚目の画像から分かると思うが、打ってるそばから湯掻いて食う。これ がうま〜〜〜い。また値段が馬鹿にされてるのかと思ってしまうような値 段である。うどん一玉だけなら100円玉でおつりが来るのである。缶ジュー スより安い。他県人からすると30年前にトリップしたかのような値段 (ちなみに私は現在27才で30年前の本当の相場は知らない)である。そ して5枚目の画像では割箸や醤油と共にウォータークーラーが置いてある が、このウォータークーラー、うどんのだしをかけるためのものであるこ とに注意してもらいたい。「あついん」あるいは「つめたいん」等と注文 すると、硬貨の代わりに受け取るのはどんぶりに入った麺だけである。そ れに個人個人でだし、あるいは醤油をかけるのだ。よその地方の人間にとっ ては驚異的なシステムといえると思う。私はここで「つめたいん」に醤油 をかけて食った。

次に目指すは谷川米穀店だ。これがまた強烈に場所がわかりにくい。「恐 るべき讃岐うどん」の記述によればこの辺なのになあと、車を停車して辺 を見回していると、窓を叩くおっちゃんがいた。窓を開けると「どこ行き よんな?」「いや谷川米穀店を探してるんですけど。」「ああ、それやっ たらあそこ下りていったとこや。」確かこんな会話だったと思う。

一枚目・二枚目の画像の真ん中付近にある細い道からわかれていった先に ある民家風の建物である。確かに近くに行ってみると、3枚目の看板と張 り紙がある。しかしこれだけである。こんなんでわかるかい!!!しかし 口コミで広がっていくのであろう、我々がいたのは10分そこらであった と思うが、引っ切り無しに人の出入りがあり、ガンガン麺を打っては湯掻 いて客に出していた。ちなみに食堂と書いてあるが、メニューはうどんだ けで、選択肢はあついやつかつめたいやつかだけである。どちらにしろ出 てくるのはどんぶりに麺だけ。これに刻みネギと醤油・酢をかけて食う。 しつこいようだが、これがう・ま〜い。私はここで、つめたいやつを一玉 食い、こらえきれずにあついやつをもう一玉食った。で、200円。ちな みに7枚目の手前でうどんに醤油をかけながらにやにやしているのが私で ある。うまいものは人を幸せにしてくれる。奥は増田君。一心不乱に食っ ているようである。

次は宮武。ここはそのうどんのうまさもさることながら、天ぷらの大きさ が嬉しい(一、二、三枚目)。数十メートル歩いたところに駐車場があるの だが、宮武の近くの道路の路駐はかなりひどい。それだけ人が食べに来て いる証である。

ちなみにこの店は注文を紙に書くシステムなのだが、私が1と書いたつも りのところを2と読まれてしまったらしい。しょうがないので、食った。 うまいものは食えるものである。この日、私はここまでで6玉のうどんを 食ったことになる。

ここで休憩として、満濃森林公園に行った。

ひっじょーに心地いい風が吹いており、皆ベンチや芝生で寝転んだ。うま いもんをたらふく食って心地好い風の中で寝る。至福の時である。ちなみ に2枚目は、我々が行った時の「TJ KAGAWA」(TJはタウン情報 の略。恐るべき略し方である。)である。「恐るべきさぬきカレー」とい う特集だが、その中で「うどんとカレー、どちらを食べる回数が多いです か?」というアンケートがあって、うどんと答えた人の方が多かった。さ すがに本場である。

宿は全く考えていなかったのだが、ここで全国の宿を集めた本を見ながら 適当に安いところを選ぶ。JR高松駅のすぐ近くの万喜屋さんという旅館 が取れた。

とりあえず荷物を置いて、車をとめさせてもらい本日最後のお出掛け。そ ごうの中に琴平電鉄の駅があるのを確認し、いざ讃岐屋へ。

ここでは皆でなめこおろしうどんのひやを食った。う・ま〜い。これまで 行った他の店と違い他県人にとっても普通の値段だったが、うまさは他県 のものとは違う。見た目からめちゃくちゃうまそうでしょ。ここはおでん (6月でもやっていた)も強烈にうまかった。ここに行く機会があれば是非 おでんも食して頂きたい。

この後、JRを乗り継いで佐野周作が合流して、万喜屋に一泊。の前に私 は一人でフリー雀荘「さん」(全国チェーンらしい)に行った。非常に人の よい店長さんと、それぞれに楽しいお客さん二人と半荘3回ほど遊ばせて もらった。私は最近旅行・出張の度にそこのフリー雀荘に行くことにして るが、フリー雀荘ってところはいろんな人がいて、(麻雀の勝ち負け以外 の部分でも)実に楽しいところだと思う。

二日目も見ようという奇特な方はこちらをクリッ ク!

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Daisaku NOGAMI <nogami@kusastro.kyoto-u.ac.jp>
Last Refreshed: Fri Jul 10 20:18:58 JST 1998