軽量化副鏡の設計案:こちら
砥石があると仮定するのは左の図(クリックで拡大)の番号があるところです。
支持点のところ、くりぬき穴の部分、リブの部分、固定点の部分、縁等適当に32ヵ所とりました。
力をなにも加えていないとき(自重変形のみのとき)と比べると、凹み具合は以下のような傾向があるようです。
これらを考えると、研削時に5kg重の荷重がかかると、全体的に10nm-30nmの範囲でくり抜きパターンが転写され、外側では50nm以上の形状ずれができる可能性があります。パターンは支持点の方が顕著に現れる傾向にあります。また、外側に行くほど凹みが大きくなるので、曲率もずれそうです。
以下に各番号の鏡面歪みの図及び何も力を加えないときからの差をプロットした図の一覧を載せます。
図はクリックで拡大します。
また何も力を加えないときからの差dは、
力を加えた場所 | (Ansysでの番号) | 鏡面歪み | 力を加えないときとの差 |
---|---|---|---|
1 | 10 | ||
2 | 24 | ||
3 | 18 | ||
4 | 21 | ||
5 | 2 | ||
6 | 16 | ||
7 | 1 | ||
8 | 5 | ||
9 | 4 | ||
10 | 3 | ||
11 | 19 | ||
12 | 12 | ||
13 | 11 | ||
14 | 6 | ||
15 | 8 | ||
16 | 17 | ||
17 | 22 | ||
18 | 26 | ||
19 | 7 | ||
20 | 15 | ||
21 | 32 | ||
22 | 27 | ||
23 | 31 | ||
24 | 9 | ||
25 | 30 | ||
26 | 25 | ||
27 | 29 | ||
28 | 13 | ||
29 | 28 | ||
30 | 23 | ||
31 | 14 | ||
32 | 20 |