重心の計算
MAGNUM望遠鏡に取付ける際には、各装置に対して
重心位置の制限
が課せられる。
重量を担う部分はほとんど完成しており、
150kgという重量制限ぎりぎりの我々にとって、かなりきびしい制限ではあるが、
これについて交渉を行う前に、全体の重心位置を求めておく。
筐体については全てアルミの板でできているので計算しやすいが、
各部品についてはその形状から重心位置を計算するのは困難である。
そこで、
筐体についてはCADソフトの中でモデル化する事によってCADソフトに計算させるが、
各部品については、図面からおおよその値を推定するにとどめた。
各部品の重心位置の精度は数センチのオーダーだと考えられるが、
これが全体の重心位置に及ぼす影響は、後程評価する。