東京駅から地下鉄丸の内線(or JR山の手線)で池袋、さらに東武東上線 で小川町駅に着き、自動車で迎えに来てもらって40〜50分というとこ ろに堂平観測所はあります。


行きの車で途中で停めてもらって撮った画像です。この辺りはまだ人家も あり、雪もあまりありません。


左側が堂平観測所の宿舎を写したものです。手前の車が小川町駅まで送り 迎えをしてくれる官用車で、雪道用に4WDです。その奥が平屋の宿舎で す。もうこの辺は雪まくりでした。右側がその宿舎から左側の庭(?)に出 たところです。向こう側に見えるのは、昔は距離測定のためにか月にレー ザーを発射したりしたところらしいですが、今は何に使われているのか知 りません。とにかく雪がよく積もってます。


この3枚は山頂の観測ドームを撮ったものです。左が着いた日の夕方、真 ん中が二日目の夕方、右が帰りの日の昼に撮ったものです。右の写真の中 で「夜間立入禁止/花火フラッシュ明光禁止」と書いてありますが、実際 に夜中にこんな寒いところに入り込んでくる物好きな方がいらっしゃるそ うです。確かに夜景はきれいなんですけどね。なんでも正月に花火をやっ ていた酔狂な人もいたそうな。ここは天体観測所です。いわばプロの仕事 の場です。邪魔をしないようにしてやってください。 :-)



この4枚はドームから見える景色です。曇っていて、暗くてわかりにくい ですが、標高900mくらいの山頂から見える景色はなかなかのものです。


望遠鏡や観測機器(CCDを使った偏光分光測光装置やマルチチャンネル 光電子倍増管が使用できます)を制御する制御盤+パソコンです。この他 にこの部屋と続きの部屋にはパソコン・ワークステーションあわせて10 台以上の計算機が置かれています。ディスプレイの入っている木のラック の上にやたら年代物の感じのするラジオが置いてあるのがご愛敬です。




堂平の望遠鏡は90cmカセグレンですが、それをいろいろな方向から撮っ てみました。下の段の左の画像で、望遠鏡の一番下に丸い筒が6本(実際 には向こう側にも2本の計8本)出ているのが分かると思います。星から の光を8つの波長域(色と考えてもいいでしょう)に分けて、それぞれの波 長で光電子倍増管を使って偏光測光ができるようになっています。8チャ ンネルもの同時偏光測光ができる機器は、世界中でも10も無いだろうと いう話です。


熱を持っていると光電子倍増管内でノイズが発生しやすくなるため、冷す 必要があります。ここではドライアイスを使って冷しています。


これまたドームのまわりの景色です。今年の京都では右の画像のように雪 が積もっている場面は見られませんでした。


この3枚はドームから見た夜景で、目で見るとめちゃくちゃきれいなので すが、デジカメでオートで撮ってしまうとこんなものです。


これは帰りのまぎわに撮った宿舎の庭の光景です。天気がよく雪がキラキ ラ光って思わず撮ってしまった画像です。


帰りにフラッと寄ってみた、銀玉親方の経営するフリー雀荘「たぬ」です。 とあるビルの三階にあるのですが、左からそれぞれビル下の看板、二階の 踊り場にあるビラ、3階の扉に張ってあるビラです。内装も西原理恵子さ ん書くところの絵や、ギャンブル関係グッズが飾られており、撮っていき たかったのですが、お客さんがたくさんいて遠慮しました。フリー雀荘と しては特に変わったところのない、普通の店ですが、学生さんが沢山来て いてなかなかはやっているようでした。 たぬ」のウェブペー ジ でも見られますが、至るところに西原絵が使われており、西原 ファンの私と致しましてはなかなか嬉しかったです。銀玉親方執筆の本を 買うと直筆サインがついているというのもなかなかグーです。

ちなみに西原理恵子女史の公式ホームページは こちら です。西原さ んの漫画を読んだことのない人は、「ぼくんち」「ゆんぼくん」「晴れた 日は学校を休んで」等を是非読んでみてください。大はまりすること請け 合いです。で、「まあじゃんほうろうき」「むいむい」なんかを読んで、 抜けられなくなりましょう。:-)

う、最後は堂平観測所と全く関係無いぞ、、、

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Daisaku NOGAMI <nogami@kusastro.kyoto-u.ac.jp>
Last Refreshed: Thu Jun 11 21:12:22 JST 1998