宇宙の観測400年の歴史

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○前期 B群 ポケットゼミ  1回生 全学向 ○理学研究科 教授 長田 哲也 ○キーワード  天文学 / 観測技術 ○授業のテーマと目的 ガリレオが望遠鏡を天体に向けその思いもよらぬ素顔を目にしてから、 400年が経った。 そして、観測技術の革新によって、宇宙に対する見方はさらに大きく変わってきた。 宇宙の姿を解き明かしたいという人々の熱意を振り返ってみたい。 ○ゼミの計画と内容 予定している教科書は、ガリレオ、ニュートン、ハーシェル、ハギンズ、ヘール、 エディントン、シャプレー、ハッブルという「宇宙物理学者」8人の生涯をたどった、 300ページあまりの、やさしい英語のテキストで、数式は一切使われていない (ゼミ期間中の貸し出し可能)。 Nature誌の評には「Glass has written an absorbing book, which I strongly recommend.」 とある。著者のGlass博士は赤外線天文学の大家で、これら8人のことを、物理科学を 天文学に応用して世界観を変えた人物と紹介している。 彼らの中から3人程度を選び、その発明や発見をとおして宇宙物理学の発展を概観したい。 天体が地上と同様の物理法則にしたがうのだとわかり始めた17世紀から、量子力学や相対論と いう物理学革命とともに天文学でも発見のラッシュをむかえる20世紀までの時代に生きた人々 の生涯である。さらに可能であれば、21世紀最先端の観測的研究について探りたい。 ○成績評価の方法 セミナーでの積極的姿勢およびレポートの内容をもとに評価する。 ○コメント 特別な予備知識は必要としない。 夏季休暇中に、日帰りで、望遠鏡はどんなところ(天文台)に設置されているのか、 どう動かすのか、観測装置はどうなっているのかといったことを見学に行く予定であり、 希望者は参加可能である(成績評価には含めない。旅費負担なしの予定)。 学生教育研究災害傷害保険に各自加入しておくこと。 ○受講定員 8人 ○学生の選抜方法 受講定員を超える受講申込みがあった場合は無作為に抽選を行います。 ○教科書 I.S. Glass『Revolutionaries of the Cosmos』(Oxford University Press) ISBN:978-0-19-955025-8 〇その章立て I. Introduction: Talent and opportunity II. Galileo: Seeing and believing III. Newton: Rationalising the universe IV. Herschel: Surveying the heavens V. Huggins: Celestial chemical analysis VI. Hale: Providing the tools VII. Eddington: Inside the stars VIII.Shapley: Defining our galaxy IX. Hubble: Journeying to the edge