講演者名:長尾

タイトル:非球対称星周物質と相互作用する超新星の光度曲線

アブスト:近年、特異な特徴を示す超新星iPTF14hlsが発見された(Arcavi et al. 2017, Nature)。スペクトルは典型的なIIP型超新星であるが、明るい期間が600日以上も続き、ラインの速度の進化も異常に遅い。この超新星を説明するモデルはいくつか提案がされているが、満足のいく解は未だ得られていない。その中の一つに、超新星が非球対称星周物質と相互作用することを考えることでこの特異な超新星が説明できるという提案がある(Andrews & Smith 2017; arXiv:1712.00514)。本研究では、この非球対称星周物質と相互作用する超新星の光度曲線を解析的なモデルで計算することにより、Andrews & Smith 2017で提案されたモデルがうまくiPTF14hlsの特異な特徴を説明できるのかということを研究した。