講演者名:北木 孝明

タイトル:超臨界降着流のスペクトル計算

アブスト: 超臨界降着とはブラックホールへのガス質量降着率がエディントン降着率を超える(Mdot > L_Edd/c^2)現象である。 10太陽質量程度の恒星質量ブラックホールで超臨界降着が起こっていると考えられる天体に、超高光度X線源(ULXs)がある。Kawashima+2012, Narayan+2017, Kitaki+2017で行われた超臨界降着流のシミュレーションでは、ULXsの観測X線スペクトルが再現された。また、10^7太陽質量程度のNarrow-Line Seyfert 1 Galaxies (NLS1)でも超臨界降着が起こっていることが観測的にわかっている(Jin+2017)。今回は様々なブラックホール質量での超臨界降着流スペクトルに関して、最近私が研究した結果を発表する。