検出器試験のノイズ評価 その2


去年の8月(こちら)から検出器の設定(ゲイン)を変えているので現在の状態でのノイズ解析をしてコンバージョンファクターを求めます。
ランプサンプルは約16秒間隔で25回積重ねてを20回繰り返しています。
  1. ノイズ評価1:『縞々』あり。(go)
  2. ノイズ評価2:『縞々』なし。(go)

ノイズ評価1

ノイズ評価は以下のようにして行います。
各データ点をNij(i:000-025、読み出し順、j:01 - 20、テストの回数)とおきます。
以上の結果を<Nij>j vs.  のグラフにします。(フレームの代表値として中央値をとりました。)

結果の図は以下のようになりました。
緑の線が、f(x)=a*x^b でフィットした線、青の線がb=0.5でフィットした線です。青の線のときの係数からコンバージョンファクター(ノイズ1の場合のカウント値で求まる。この場合、(1/a)^2になる)は2.11となりました。
プロット点を見ると、かなりばたついています(特に初めの方)。これは、検出器の絶縁がきちんとできていないために『縞々』模様がランダムにできてしまうからだと考えられます。よって、これを除いてノイズ評価をする必要があります

ノイズ評価2

先と同じことを『縞々』を除いて行いました。縞は平均のフレームを引いた後で取り除きます。そのあとランプによるノイズ成分Rを引きます。
縞を取り除く前と取り除いた後のフレームの例を下に表示します(クリックすると拡大します)。
縞々処理前縞々処理後

結果の図は以下のようになりました。
緑の線が、f(x)=a*x^b でフィットした線、青の線がb=0.5でフィットした線です。青の線のときの係数からコンバージョンファクターは0.87となりました。
プロット点のばたつき具合からもわかりますが、コンバージョンファクターは大体2になるように設定してあるので、『縞々』処理をした方がノイズが正しく評価できていないようです。

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