制御実験 7 試験45


ラテラル支持機構の横ずれ計測2

前回の試験(こちら)の続きです。

下農さんのシミュレータで出された許容範囲は、

です。

前回の試験から、更に以下の変更を加えました。

架台を3回往復させて(倒す->起こす->倒す->…)、変化量と再現性を比べました。
今回の試験では、外周セグメントとの相対位置を測定しています。


各indexはセンサの番号(色は上記の配置を参照)と最初のカウント値。
横軸は測定時間、縦軸はカウント値の変化を距離に換算した値。
#1: 1 cnt = (19+66)/2 nm
#2: 1 cnt = (17+66)/2 nm
#3: 1 cnt = (15+17)/2 nm
(こちらを参考にした)。 カウントの変化量が大きいのでそれぞれの平均をとっている。

倒した時、起した時の再現性は次のようになりました。
 

左が倒した時、右が起こした時変化量です。それぞれ該当する時間に灰色の影を付けています
横軸は測定時間、縦軸はカウント値の変化を距離に換算(左:倒した時、右:起こした時)。
#1: 1 cnt = 66 nm | 19 nm
#2: 1 cnt = 66 nm | 17 nm
#3: 1 cnt = 17 nm | 15 nm

1番、2番のセンサ(並進)については変化量、再現性ともに前回の試験と同程度ですが、 3番のセンサ(回転)については変化量が1/3になり、再現性については同程度となりました。



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