制御実験 7 試験34


フィードバック試験:2011.11.04

フィードバックをかけながら望遠鏡を動かし、フィードバックが追いつくか、カウント値のばたつきはどの位変化するかを見ました。

前回の試験(こちら)と同様の試験ですが、 望遠鏡駆動速度とエッジセンサのカウント値のばたつきの関係(こちら)から 駆動速度を10"/sにして行いました。
フィードバックは
(1)どちらもかけない、(2)内周のみ駆動、の2通り試しました。
それぞれの試行では2回ずつ同じ試験を行っています。

以下の図は、全て横軸は時間[秒]、縦軸は
上段:データ全体
中段:前半部分の平均値からの偏差
下段:1つあとのデータとの差分
となっています。また、それぞれの色は、
赤:1番のエッジセンサ…アクチュエータ3番側についている(1回目)
赤:1番のエッジセンサ…アクチュエータ3番側についている(2回目)
緑:2番のエッジセンサ…アクチュエータ2番側についている(1回目)
緑:2番のエッジセンサ…アクチュエータ2番側についている(2回目)
青色の線:望遠鏡を動かし始めたところ
水色の線:望遠鏡を止めたところ
となっています(各センサの位置関係はこちらを参照)。灰色の影が付いているところが望遠鏡を動かしている時間になります。

フィードバックOFF

それぞれラベルにあるように動かしています。

内周のみ駆動

それぞれラベルにあるように動かしています。

これらの結果をまとめると、

前回の試験よりフィードバック中ばたつきは小さくなりましたが、off時に比べて2倍程度のばたつきがあるようです。



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