制御実験 7 試験14
フィードバック試験:2011.07.15(岩室さんメールより)
フィードバックをかけながら望遠鏡を動かし、フィードバックが追いつくか、カウント値のばたつきはどの位変化するかを見ました。
フィードバックは(1)内外周両方駆動、(2)内周のみ駆動、(3)どちらもかけない、の3通り試しました。
以下の図は、全て横軸は時間[秒]、縦軸は
上段:データ全体
中段:前半部分の平均値からの偏差
下段:1つあとのデータとの差分
となっています。また、それぞれの色は、
赤:1番のセンサ…アクチュエータ3番側についている
緑:2番のセンサ…アクチュエータ2番側についている
青色の線:望遠鏡を動かし始めたところ
となっています。
内外周両方駆動
それぞれラベルにあるように動かしています。
内周のみ駆動
それぞれラベルにあるように動かしています。
内外周両方ストップ
それぞれラベルにあるように動かしています。
平均値の推移は、
El.[°] | センサ1 | センサ2 |
90 | 75983.10 | 81642.97 |
60 | 74807.98 | 80411.11 |
30 | 73734.50 | 80112.77 |
60 | 74760.99 | 80248.31 |
90 | 76006.30 | 81591.48 |
60 | 74612.83 | 80192.13 |
90 | 75958.30 | 81578.59 |
となり、高度に対する再現性はある程度あるようです。(同じ高度になるように動かせないので何とも言えない。)
以下はメールの貼り付け:
・内外周両方駆動だと 15"/sec で ±70nm 程度エッジがふらつく
・内周のみ駆動だとふらつきは半分になる
・動かさないと更に半分になってセンサのノイズレベルに一致(もちろんずれていくが)
・静定時間はいずれも10秒程度
・停止後の変形が収まるのも10-20秒程度
岩室さん作成の図:
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