アクチュエータ制御実験 5 試験38


フィードバック試験:2段

エッジセンサのカウント値を一定に保つようにアクチュエータを動かす、2段フィードバックをかけながら12時間程エッジセンサのカウント値とPSFのモニターをしました。
アクチュエータは外周側は動かさず(その場でフィードバック制御)、内周側のみを動かします。
以下の写真で赤い丸の位置がエッジセンサのついている位置です。
 

エッジセンサとPSF

赤色:フィードバックあり
下段は温度
 

内周アクチュエータセンサと外周アクチュエータセンサ
赤色:CH1、緑色:CH2、青色:CH2
 

エッジセンサのカウント値は一定に保たれますが、PSFを見ると一定ではなく、特に温度が下降から上昇に転じた時にPSFが大きく歪んでいきます。
恐らく鏡の傾きが微妙に変化している為と考えられます。
また、内周鏡のアクチュエータのカウント値を見ると、大きく見て2.5時間位の周期で波打っています。フィードバックの係数、間隔の調整が必要です。



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