センサー制御に使うcPCIのinstall


最低限のシステムだけインストールしました。
大雑把な手順は以下のようになります。
  1. パソコンを組み立てる。(go)
  2. インストールのためのimg-CDを作成する。(go)
  3. CDからPCを起動してbase sysytemをインストールする。(go)
  4. netをつないで必要なpackageをインストールする。(go)

パソコンを組み立てる

初めてパソコンを組み立てました。とは言ってもボックスは既に出来た状態だったので、CPUと入出力の端子を付けただけです。使用するのは全てinterface社の製品で、 となっています。ただ、このCPUモジュールはDVI-D端子のみにしか対応できず、周囲のモニターや液晶プロジェクターにはアナログ端子しかついていないので、デジタルに対応したモニターも購入する羽目に。

インストールするためのimg-CDを作成する

インストールするためのCDはそれなりの形式があるようです。今回は以下のサイト
http://cdimage.debian.org/debian-cd/4.0_r0/i386/iso-cd/
からdebian-40r0-i386-CD-1.iso というデータをCDに焼きこみます。これはもともとCDを何枚か使ってdebianというOSをインストールする代物。その内最も基本的な部分(base system)だけが入っているようです。
.isoという拡張子のデータは普通に焼くことは出来ないので、webにあった(サイト名は忘れましたが…)フリーソフトを利用して焼きました。

base systemのインストール

CD-ROMからboot(パソコンを起動させること!?)するようにセットアップをして、パソコンのハードにシステムをインストールします。
ここで問題が発生。外付けしたCDドライブが起動しないらしく(後で分かる)仕方がないのでUSBメモリからインストールする事に。同室の方に物凄く助けられました。参考にしたのは、以下のサイト。
http://www.jp.debian.org/releases/stable/i386/ch04s04
無事にインストールできた、と思ったらSWAP領域を作ってしまったのでやり直す羽目に。この領域はpc内で開いた領域をまんべんなく消費していこうとするらしく、無い方が長持ちするらしいです。インストール時に留意すべき点は
です。

ネットを使って必要なpackageをインストールする

base systemしか入っていないので制御に必要な部分だけネットからインストールします。その為にはまず、ネットにつながるように設定する必要があり、
  1. ネットワークパッケージレポジトリの設定
     /etc/apt/sources.list が設定ファイルなので、これに以下の文を追加します。
    deb http://cdn.debian.or.jp/debian etch main contrib non-free
  2. kuins proxyの設定
     /etc/apt/apt.conf が設定ファイルなので、これに以下の文を追加します。
    Acquire::http::Proxy "http://proxy.kuins.net:8080/";
    Acquire::ftp::Proxy "http://proxy.kuins.net:8080/";
    これでネットワークをつなげたので(因みにeth1(右側)をprimaryとして利用)以下のコマンドでインストールします。
    apt-get update
    apt-get remove --purge ppp pppconfig pppoe pppoeconf
    apt-get upgrade
    apt-get install ssh
    apt-get install gcc cpp binutils autoconf make automake libtool
    apt-get clean
    apt-get install linux-headers-`uname -r`
    (最後の`uname -r`にはバージョン情報が入り、uname-r で見ることが出来る。今回は2.6.18-4-686だった。)
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