IFS software
# 天文学用汎用ソフトウェア
- IRAF: 昔から可視近赤外線データ解析に広く使われてきた、老舗ソフトウェア。pythonのラッパーが付いたPyRAFもある。新バージョンの開発は2013年?を最後に停止しており、現在はコミュニティベースでのサポート。
- DRAGONS: Geminiが開発している汎用?ソフトウェア。python-base。まだ撮像だけ?
- astropy: pythonのライブラリ。天文学データ解析に使える関数が多数ありそう。
- cfitsio: C/C++用fitsファイル読み書きライブラリ。
- IDL (Interactive Data Language): 配列指向型のプログラミング言語。宇宙分野でよく用いられ、国立天文台で定期的に講習会が行われている。クロスプラットフォームで動くが、ライセンスは高価らしい。
# 分光データ解析パイプライン
- PypeIt: Keckの分光データパイプライン。python-base。元々はエシェル分光用だったが、低分散分光器 (スリット分光?) 用にも拡張された。
# 個別処理用ソフトウェア
- ZAP: MUSEのスカイ引き用ソフトウェア。python-base。
- Voronoi binning: 空間方向のpixel (spaxel) をS/Nが一定になるように足し合わせる処理を行う。昔はIDLだったが、今はpythonでも使えるらしい。
- pPXF: 星のスペクトル成分フィッティングを行う。これも昔はIDLだったが、今はpythonでも使えるらしい。同様のソフトウェアは他にもたくさんありそう。
- L.A. Cosmic: コズミックレイ除去用ソフトウェア。IRAF、IDL、python、C++版がある。