チェックボックスアイコン 手順12: 正確な2次元画像作成

FiberMakeImageを使うと2次元再合成画像ができますが、これは縦横のアスペクト比が実際よりも少し縦長で、またファイバー間の隙間が実際よりも広がっています。 これでは他の波長のデータと正しい比較ができないので、正確なアスペクト比の画像を作るスクリプトを作りました。

#KOOLS-IFU用オリジナルソフトウェアを使用
#コマンド名の前に、ソフトウェア置き場のパスを適宜追加すること
#第1引数が入力ファイル名、第2引数が出力ファイル名、第3と第4引数が強度スケールの最小と最大、第5引数が強度スケールを指定 (linear or log)
#色はds9と共通になっているので、ds9で強度スケールを試行錯誤して色味を決めてからこのコマンドを実行すると良い
FiberImageReal kls036570-fc-image-361-365.fits kls036570-fc.png 0 8.5e-11 linear
#下図の上パネルが再合成画像で、下パネルがreal再合成画像

画像再合成の例 画像再合成(real)の例

#上が北、左が東になるように反転と回転したもの
FiberImageRealRotate kls036570-fc-image-361-365.fits kls036570-fc-rotate.png 0 8.5e-11 linear

画像再合成(real-rotate)の例