TypeI → TypeII へと進化するというモデルも結構昔からある
accretion disk の viscous timescale (~数百年)よりも速い 1mag 以上の連続光の変光
→ 通常とは異なるメカニズムが必要(dust で見え隠れでも一部のものは説明可)
dim state では母銀河の状態が良くわかる → 共進化の研究に役立つ
(bright state では LR 関係で MBH が、dim state では σ* がわかる)
TDE や Binary BH も特殊な変光には寄与している可能性はある
判定アルゴリズム(詳細は以下、Paper I とちょっと違うが...)
母銀河の寄与が大きい場合は fitting の連続光の結果が怪しくなる
fitting の結果に対しても R>1.5 を適用 → 924天体
近傍で turn-dim が増える原因は、母銀河の寄与が大きくかつ広がっていると
ファイバー径の違いで DESI の方が暗くなってしまう効果が考えられる
一方で、近傍で turn-ON CL が増える理由は不明... selection effect?
(近傍では galaxy と QSO の自動判定が怪しくなるなど)
Hβの場合
l44=L5100/1044 erg/s
K1=1.527, α1=0.533 (Bentz et al. 2013)
Hαの場合
K2=1.59, α2=0.58 (Cho et al. 2023)
CL 現象は logλEdd=-2 を境に起こっている可能性がある
(MacLeod et al. 2019, Green et al. 2022, Wang et al. 2024b)
近傍天体の MBH は母銀河の影響で overestimate の可能性がある
Hα よりも Hβ の方が信頼性が高い(母銀河の影響?)
MgII に関しては、Hβ とは異なる関係とする報告が多いが、今回は Hβ と同様
MgII でも LR 関係がちゃんと出せるのでは?(従来の結果では精度が悪い...)
Composite & Starforming galaxies (Kauffmann et al. 2003)
Composite & Seyfert/LINERs (Kewley et al. 2001)
Seyfert & LINERs (Kewley et al. 2006)
他の Quasar の分布と基本的には同じだが、[NII]/Hα は若干 LINER 寄り
CL が1回しか起こらない現象であればこの結果はおかしい → 長期間繰り返して起こる
→ [OIII] が何重もの Shell 状に分布する可能性もある(要 IFU 観測)
PCL phase の後、活動終了となるのか再点火するのかは不明
Transient flares or outbursts : TDE にも見える急激な変化は CL 特有の変化の可能性がある (言ったもん勝ち?)
disk 不安定は最有力なのでフレア的変化も含めて非対称 disk 等の状況を考える必要がある
TDE や SN が trigger になっている可能性もある
stellar-mass binary black hole merger が落ち込むとフレアを引き起こすという研究もある
Binary SMBH が CL を起こしているという研究もある
最終的には、LISA のような干渉計や重力波まで用いて調べるべき現象