パラメータは orientation, MBH, accretion rate, luminosity など
radio quiet の場合は orientation を決めるのが難しい
radio loud の場合は R = Lcore/Llobe などが指標になるが、R 小での信頼度はいまいち
FeII と [OIII] は反相関
RFeII = EW(FeII)/EW(Hβ)大 → Eddington ratio (λedd)大
FWHM(Hβ)大 → inclination大
EW([OIII])大 → inclination大 という報告もある([OIII] は等方的だが continuum は非等方なので)
この論文では orientation を決める方法を提案
ion は disk のある程度外側部分から極方向への加速を始め、角運動量を持った状態で outflow となる
→ らせん状になるため、極方向と回転方向の2つの情報が混ざる(磁場の影響は無視している)
反対側の outflow は disk にさえぎられて見えない
連続光は disk からも大気からも出る
軸付近では、ion は完全電離されていて輝線は出ない(ionization cone)
イオン化エネルギーの違いにより、BLR は層状に重なっている
→ CIV は極方向の成分が強く、MgII, Hβ は回転方向の成分が強くなる(disk-wind)
wind 中に密度が高い部分があれば BAL となる(LoBAL は disk-wind になるはず)
CIV は blueshift が多く、MgII は対称なものが多いのはこの分布の違いが原因
→ 図1が極方向と回転方向の成分の強度比を見ているのであれば、orientation の指標になる
→ pole-on なら左上、edge-on なら右下で、MBH や λedd などのパラメータは scatter 成分
(この scatter 成分の解析は今後の paper で)
とりあえず、(1)式で inclination angle を得られるものと仮定 (dp は直線上の投影位置)
もう少し細かい議論は後で。
単位立体角で規格化 → 小さい角度では分布は平坦に(適当につけた角度のメモリが大体合っている?)
大きい角度で急激に減るのは torus の影響
突然0にならないのは torus が clumpy である可能性を示す
Core-dominated の方が Lobe-dominated よりも左上方向に寄っている
Jet や Lobe が見えている天体は右下に集中
FSRLQ の方が SSRLQ よりも左上(BL Lac の位置が左上でないが1天体しかないので...)
EW([OIII])大の天体は右下(edge-on)に寄る傾向がある(相関係数でも裏付け)
S12xS16 sample では相関なしだが、EW([OIII])大の天体がほとんど含まれていないことが原因
FWHM(Hβ) - EW([OIII]) は相関係数でも相関ありとの結果が出ている
LoBAL は大体右下 → outflow は disk-wind
吸収は輝線形状に影響を与えている可能性があるので注意
wind は disk から出で螺旋状に流れて外側に出ていく
中心に近い領域ではほぼ回転だが外側では r,z 成分が増加
(a,b) = (0.62,0.74) for MgII @0.7<z<1.9
(a,b) = (0.53,0.66) for CIV @z>1.9
sample 平均 3.07x109 Mo → model では 109 Mo
CIV は blueshift → 極方向に十分加速されている
acceleration scale height(極方向の終端速度の半分の速度を得る disk からの高さ):Rν = 1x1018cm (0.32pc)
power law index :α = 3.5 (意味不明)
4x4 の wind zones に分ける (図15)
MgII:主に [0,1], [0,2], [0,3] から
CIV :主に [2,0],[2,1] から
random particle を各領域内で生成し、i=10°- 80°の範囲での輝線 profile を計算