Ftλ:QSO template spectrum (892 QSOs, Reichard et al.2003)
αλ:unreddened spectrum の slope (-1.62 は template の slope), -2.9 <αλ <-0.2
A3000:3000Åでの extinction
Aλ/A3000:3000Åで規格化した extinction curve (何種類かある)
χ2 fitting の際、輝線及び FeII(UV) や大気吸収の影響を受ける部分は除く
(calibration star のスペクトル形状の error 〜 5%)
右上) TF1: Z=0, TF2: Z=Zo, TF3: Z=0.01Zo, BS1: reverse shock 前, BS2: 後 (Z=Zo)
左下) 20Mo の星の SNe, reverse shock 後に物質がかき混ぜられるかどうか、HI 数密度(1 or 0.1/cm3)で4種
右下) 170Mo の星の pair instability SNe (mixed/unmixed)
SMC type の dust とこれらのうちのどれかを以下で混ぜ合わせる。
best fit extinction curve
短波長側で平坦になる傾向がある(SMC type だけではあまり合わない)
(右の図は -2.6 <αλ と条件を厳しくしたものだが、大体同じ)
3.9<z での平均的な extinction curve として
黒実線) Fig.4 の平均(MEC)
黒破線) 全7天体どれにも合う共通の解(GEC)
(大体同じになる)
BAL QSO は QSO 進化段階の始めの段階である可能性が高いので、dust の性質も異なる可能性がある
Fig.4 を BAL, non-BAL に分けて plot してみる
1つのシナリオとして、
・BAL QSO では SNe による dust 生成が主
・星間物質の密度が高く grain size が大きくなり extinction curve が flat になる
・QSO の UV により小さい grain は蒸発して減ってしまった
などが考えられるが、UV が関係してるとすると QSO の luminosity に相関があるかも...
赤い QSO の templateがないのが良くない
左) α-A3000 関係 △:unreddened QSO 平均値(近傍 QSO と同じ)
(灰色部分より上に来ないと extinction を受けていると判定できない)
橙実線:z〜6 logLbol=47, 47.5, 48 の線
緑破線:z〜4 logLbol=47, 47.5, 48 の線
太破線:QSO survey の color selection から課せられる条件
同じ明るさでも、extinction の大きいものは元々が青いものしか受からない
もちろん、暗い QSO も受からない
右) z-A3000 関係 多分 selection effect
A3000 が大きいと SDSS で受からなくなるので...
右) SMC + τ3000=6 で Calzetti's law と同じ
左) MEC に適用すると、slope はより緩やかになる
左) screen の場合
MEC の方が青くなる (Ly-break 付近では factor 10 近くになる)
右) slab の場合
Calzetti's law と MEC の比較でも MEC の方が青い
厳密に議論するには各観測スペクトルに MEC を適用する必要があるが、
ここでは単に L1600∝SFR として SFRD がどのように変わるか考える
左) 明るいもの:L>0.3L*z=3
右) 暗いもの :L>0.04L*z=3
MEC 適用の場合は赤斜線部分になる
young high-z 天体は dusty wind によって screen 状態になっている可能性(Raddy et al.2010)
もあるが、その場合の違いは更に大きくなる
LBT/LUCIFER での観測
LAE の [OIII] は意外と強い
〜200km/s 程度 Lyα が redshift => powerful outflow
broad band SED は間違っている可能性大