4000Å@z〜0.2 と Ly break @z〜4 を見極める S/N は十分
NUV,R,J の CC diagram では特殊な color の集団はないことを確認
青:M < 3Mlim (カタログ閾値天体の質量)の軽い天体
赤:SED fit で early-type とされたもの
CC 図(↑)でも CM 図(↓)でも両者の分布は分かれている
(Mlim天体でも十分 complete)
Chabrier IMF, 0.1 - 100 Mo
BC07 (BC03 + TP-AGB phase), Calzetti law で計算
(Bundy et al.2006 や BC03, MW や SMC extinction でも結果は同じ)
likelihood distribution で M/L に重みをつけて積算
early-type の方が M/L の不定性が少ない
Mass completeness limit の結果
これよりも重い側での imcompleteness は 5% 以下
z = 0.7,0.9 の passive GSMF 以外は faint end での upturn が見られる
→ 上記以外は double Schechter function で fit
通常は、M * や φ などを共通にするが、low-z passive の GSMF の
凹みが合わせられないので全て free parameter として fit
faint-end slope は他の結果(mass limit が浅い)と比べて steep で、α〜-1.7±0.15
(通常は -1.2 程度) であるが SDSS の結果 (Baldry et al. 2008) とは consistent
red faint-end slope はより急だが、error は大きい
blue faint-end slope には有意な z 進化は見られない
faint blue sub-component の M * には若干の進化が見られる
M * = 109.6Mo @z = 0.3 → 109.8Mo @z = 0.9
COSMOS field には z 〜 0.5 に銀河の少ない領域がある(zCOSMOS でも確認)
この周辺では φ の値が最大 1/2 まで減少する
また、faint, bright 2つの GSMF sub-component が重なる部分については、
どのようにも振り分け可能なので議論できない
GSMF の形状が stellar population model によって作られたものかどうかを確認するため
z = 0.5 での B,r,i,z-band での LF を調べた
→ B-band では確認できないが、波長が長くなっていくと upturn が見えてくる
→ GSMF の upturn は stellar population model によって生み出されたものではない
passive GSMF の faint end の upturn は Salimbeni et al.(2008) でも red dwarf の
excess として報告されており、銀河団や近傍の field などでも多数報告がある
Blue Galaxies
近傍での fgas - Mstar 関係では dip を消すには不足
→ z = 1 では fgas がもっと大きいので可能性はある
Vc > 100km/s では supernova feedback の影響は重要でなくなる
← DM potential が深いと爆発の影響が halo に到達せず、halo が冷えて星ができる
→ SFR efficiency が >1010Mo で増加、massive end では
cooling timescale が長くなりすぎてブレーキがかかる
この scenario の検証には
などが考えられるが、後者なら検出できる可能性がある
merger rate に mass 依存性があれば、dip が更に成長する可能性もある。
Red Galaxies
全銀河の M 〜 109.5 付近の number density は z = 0.3 と 0.5 で変わらないが、
faint red galaxy の number density と Mstar は変化している。
一方で、blue と red の faint end の slope が同じ
→ tidal interaction や ram pressure stripping により faint blue から faint red
への転換が起こっている。
← CFHTLS でも faint red galaxy は clustering している傾向が高い