rest-frame 2200-V color
z<1 : blue locus は late-type spiral と irregular
z>2 : blue locus は U-drop galaxies
blue ridge と red wing
明るいものほど赤い
明るく青い銀河は近傍で急激に減少
blue locus の upturn と red sequence の進化はもっと data が必要
HDFS と MS1054 での slpoe に有意な進化は無し
HDFS z= 2-3 の data のみで、λ-Vの CMR slope を調べる
⇒ Calzetti law が最も合う ⇒ blue CMR slope の原因は dust extinction
(metallicity に起因する近傍の red sequence の CMR とは異なる)
blue CMR slope = -0.17 として MV=21 で規格化した color 進化
color の進化が速い ⇒ aging + dust 進化でないと説明できない
(age と dust の縮退で解は一意ではなくなる)
blue CMR slope = -0.17 の補正後 σbwを評価 ⇒ scatter は dust や age など intrinsic なもの、進化は検出できず
HDFS z= 2-3 の data のみで、λ-Vの scatter を調べる
U-V,B-V のσで規格化したときの σbw の波長による違い ⇒ dust ではなく age
FUV のσ は小さいが U-V のσ は大きい ⇒ σbwは age の違いによるものであることの裏付け
(但し slope は dust によるもの)
NFGS の CMR (以下、blue CMR 部分の data のみ使用)
slope は -0.078 で FIRES sample での -0.09 と consistent
a) Case B 仮定での E(B-V) ⇒ 明るいと E(B-V) 大
b) N2 index ⇒ 明るいと abundance 大
c,d) WHα (specific SFR) ⇒
E(B-V)star〜f E(B-V)HII, f=0.64 とすると、WHα の傾きはなくなる
⇒ sSFR は MV とは関係ない
近傍の U-V CMR は dust によるもの、scatter は age や sSFR の違いが影響か?
δ(U-V)/δMV = -0.078
δE(B-V)HII/δMV = -0.0060
δWHα/δMV = 0.032
δZ/δMV = -0.22 (dust free の仮定より)
いろいろ変形していくと、
f = 0.64
δ(U-V)star/δMV = -0.004
δ(U-V)Z/δMV = -0.0014
δ(U-V)dust/δMV = -0.073
となるとのこと。
・U-V - MV 関係は、dust による stellar continuum の赤化によるもので、age や Z はほとんど関係ない
・U-V color の scatter には、age や Z が関係している
zf = 3.5 とし、CMR の scatter を保つため新しい銀河を3パターンで追加
1) 指数関数的に減少 (τ = 2Gyr)
2) constant
3) 指数関数的に増加 (τ = 2Gyr)
その後の SFR の変化も3通り
1) exponential (τ = 0.5Gyr)
2) exponential (τ = 2Gyr)
3) constant
E(B-V) = 0.13で固定、Calzetti law を適用
なかなか σbw を維持できない
数値的には近いものもあるが、scatter 分布に "red wing" ができない
上記の model では、必ず red ridge ができてしまう
⇒ "bursty" star formation が必要
BC03 + Salpeter IMF で Monte-Carlo simulation し、scatter 分布と比較
σ(2200-V) = 0.14 (HDFS), 0.19(MS1054)
dust-reddening E(B-V) = 0.13±0.06 加える (local の MV=-21 blue galaxy と同様)
⇒ Calzetti law ではσ(2200-V)dust 〜 0.24
全て加えても σ(2200-V) = 0.29 (HDFS), 0.31(MS1054) で、
観測値(0.51 と 0.62)にはまだ足りない。
観測限界 MV = -19.5 (HDFS), -20.5 (MS1054) で切る
ランダム zf + 一定期間のみ const.SFR ⇒ red wing ができない
ランダム zf + exponential SFR ⇒ 分布が対称で広がりすぎ
zf = 10 + 全質量の一定割合をランダム SFR ⇒ blue ridge + red wing になるが、赤側にずれる
(post starburst が増えすぎということらしい)
zf = 10 + 周期的 SFR (on/off) ⇒ 最も良く合うが、red tail ができないのが欠点
周期は 150-600Myr、duty cycle("on" 期間) 67% で red wing ができる
4つの model の CMR の進化
周期的 SFR だと z〜3 から現在まで同様な状況が保たれる
Figure 10 と同じ、model 4) は良く合う
このうちどの位が dust-reddened SB かは不明 (半分程度?)
近赤外の分光ができれば Red sequence の起源についても解明が進む