トラス構造検討6


現在の設計状況

75cm 幅扇形セグメントに対するトラス構造を検討した。ポイントは、

  1. 内周6枚、外周12枚、計18枚で、各セグメント鏡の狭い方の幅は 75cm とする。

  2. 主鏡中心穴直径 1m、外周直径 3.78m。

  3. 各アクチュエータ支持点にトラスの節点が来るようにする。

  4. グローブ直径は 85,130mm、パイプ径は 60mm, 100mm を仮定

光学パラメータ3での設計値を元に図面を修正。
広視野用補正レンズを一方のナスミス焦点に配置。 トップリングは六角形にしても 1°ビームはケラレないことがわかった。
これまでの案より、鏡筒が 30cm 伸び、主鏡位置が 10cm 高くなった。 床からの高度軸高さは同じ(R2.5m の Rガイドを使う時点で決まっている)。

ピアの直径は 5.8m で、Az レールの直径は 5m にした。その上にほぼ外接する 六角形構造のH鋼を組み、その各頂点の真上にナスミス台の支持点を置く。

この図の副鏡は直径 1080mm で 1°視野がぎりぎりケラレ無く入るサイズ。

● CAD 図面はここです。(2.6MB)



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