セグメント鏡の PSF 調査5 |
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内周セグメント鏡の配置について2通りの PSF 評価を行なった。計算は 1024x1024 メッシュで行ない、 計算時の分解能は主鏡上で 5cm、結像面上で 4mas (波長 1μm の場合)となっている。以下の図では、 PSF を明るさのスケール 10,100,10000倍で表している。暗いところまで見ると下段の方が psf が悪い。
主鏡(4mφ) | PSF(1"□,x10) | PSF(1"□,x100) | PSF(4"□,x10000) | 備考 |
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![]() | ![]() | ![]() | ![]() | スパイダーと内周セグメント 境界が重なっている場合 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | スパイダーと内周セグメント 境界がずれている場合 |
メッシュを 4096x4096 にして空間分解能を上げ、スパイダーと鏡の隙間を更に細くしたもの。計算時の分解能は主鏡上で 1.25cm、結像面上で 4mas (波長 1μm の場合)となっている。 以下の図では、PSF を明るさのスケール 10,100,10000倍で表している。暗いレベルまで表示した 図は、16"□の表示となっているので注意。やはり干渉による筋は下段の方が多いが、このシミュレーションでは鏡の隙間が 1.25cm であるのに対し、実際は 2〜4mm 程度なのでほとんど差がないものと思われる。
主鏡(4mφ) | PSF(1"□,x10) | PSF(1"□,x100) | PSF(16"□,x10000) | 備考 |
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![]() | ![]() | ![]() | ![]() | スパイダーと内周セグメント 境界が重なっている場合 |
![]() | ![]() | ![]() | ![]() | スパイダーと内周セグメント 境界がずれている場合 |