ラテラル支持構造検討


現在の設計状況

主鏡 FEM 解析6にあるように、鏡の背面でのラテラル支持は鏡の変形を引き起こすため、鏡内部でのラテラル支持方法を検討する。ポイントは、

  1. アキシャル支持構造はホイッフルツリー設計の通り。

  2. 新たに鏡にφ70深さ30程度の凹みを3ヶ所つくり、そこにφ50の棒を突込んで横ずれを止める。

  3. φ50の棒はトラス棒の側面で固定。

φ50の棒の先端はU字型になっており(青色)、内側に無給油スライドレール(黄色)を固定、正対する側に大口径のボールプランジャー(少し見えている灰色)を取り付けて固定ベース(赤色)を挟み込む。主に重量のかかる側をスライドレール側にする。外側は8つのブロック(灰色)を鏡に掘りこんだ穴の内周に接着する。



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