できる限り安価かつ、最小メンテナンスで維持するため、撮像用のカメラを 分光器のカメラとしても用いる。インストゥルメントローテータをホーム位置にし、 入射窓とダイクロイックミラーを切り替えてファイバー分光器用カメラとして 用いる。分光器の分散素子は、VPH とプリズムを切り替えて用い、VPH の場合には、 1次光(近赤外 0.9-1.8μm)と2次光(可視 0.45-0.9μm)をカメラ内のダイクロイック ミラーで振り分けて観測することができる。