アクチュエータ駆動試験4


フルストローク試験再び

フルストローク試験の最後で課題となっていたフルストローク+自動 fitting のルーチンを作った。

アクチュエータ制御部が変わりエンコーダ値が参照できるようになったため 3000pps で上下に1〜3回往復し、
比較的正確に結果を重ね合わせて fitting できる。結果は以下の通り。

左:内周セグメント、右:外周セグメントで、グラフの色は
: actuator#1 上昇時
: actuator#2 上昇時
: actuator#3 上昇時
: actuator#1 下降時
: actuator#2 下降時
: actuator#3 下降時
上段はパルス - カウント関係、中段は fitting 残差、下段は微分を表す。

y=a+b/(1-exp(c*x-d)) で fitting した結果は、

アクチュエータabcd
内周 #114092.736148.63.21928e-062.8165
内周 #210860.939855.23.43152e-063.05233
内周 #38483.642832.73.48317e-062.94217
外周 #116929.6332523.0083e-062.68647
外周 #215984.434553.43.29726e-062.79735
外周 #312409.938321.53.32535e-062.75164

以前と比べると20万パルスより小さい側での振る舞いが変わっているようだ...


iwamuro@kusastro.kyoto-u.ac.jp