● 架台に搭載しての試験
- 主鏡支持機構取り付けと配線
望遠鏡の主鏡セル部分に内外周各1枚分の主鏡支持機構を取り付け。
ダミー鉄板を用いての制御試験の準備を進める。

- 温度計取り付け
全てのアクチュエータ軸のセンサに温度補正係数測定済みの
温度計を取り付け。

- 干渉計取り付け
セグメント間の光軸方向の振動を干渉計で確認。
15"/sec の速度で動かすと振動が発生。
その後の試験で 10"/sec なら大丈夫であることを確認。

- ラテラル試験
ラテラル支持リングを外して、横からワイヤーで引っ張ったが、
アクチュエータの挙動に顕著な変化は無かった。

- センサ特性調査
センサをてこ機構をを介さずに直接HDSアクチュエータ駆動軸に
対向板を付けてセンサの挙動を調べた。
センサヘッド固有の非常に小さいうねりがあることが確定した

- 細かい調整
アクチュエータの動きに影響を与える部分を1つ1つ修正。
駆動シャフトに触れている部分の穴を大きくし、ツリー回転防止板は除去。
アクチュエータの動きはまずまず改善されてきたが、もう少し調査が必要。

- 配線改良
センサのケーブルが長いとループがアンテナとなって干渉するため
ケーブルを2つに切断してコネクタを追加して短くした。
まだ一部干渉する場合があるようなので、これももう少し調査が必要。

●その他
- 主鏡オートコリメーション試験準備
田中くんのページ参照
- 波長安定化ダイオードレーザ試験
温度変化させても十分安定していることが確認できた。
チューナブルレーザの見積りを依頼した所で止まっている。
田中くんのページ参照
- 高精度温度計キャリブレーション
出口くんのページ参照
iwamuro@kusastro.kyoto-u.ac.jp
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