● 概要
Bluetooth で接続要求するとその信号が Bluetooth の通信モニタソフトでログとして記録できるので、その情報から出席判断を行うというもの。必要なものは以下の通り。
- BluetoothView
上記 link をクリックすると zip がダウンロードできるので、それを展開して BluetoothView.exe を走らせるだけ。詳細は NirSoft 参照
- maclist.dat
出席管理したい人のパート、氏名(スペース無し)、Macアドレスのリスト(区切り文字はタブか半角スペースです)。1行目はヘッダとして読み飛ばされるので、リストは2行目から。1行に3つの情報が書かれていない行は無視されるので、先にパートと氏名だけのリストを作っておき、Macアドレスの分かった人から3行目の情報を追加していくといいでしょう。
- shusseki.html
出席一覧表の元となるファイル。html ファイルの2行目は空行だが意味のある行なのでこのままで。
- mkhtml.exe
上記3つの情報を総合して shusseki.html を更新するソフト(Windiws の minGW の C コンパイラでコンパイルしてあります)。ソース必要な方はこちら。
● 使い方
BluetoothView のあるフォルダに上記全てを入れるのが分かりやすいと思います。以下、その状態にあることを想定しています。
- BluetoothView 起動
- 出席管理したい人に Bluetooth で「新しいデバイスとペア設定」をしてもらう
android の場合、上から下にスワイプ → Bluetooth 長押し → ペア設定
または、設定 → 接続済みのデバイス → ペア設定
BluetoothView の一番上に Macアドレスが出現するのでマウスコピー。
maclist.dat の該当する人の行の3列目に Macアドレスをペーストする。
事前にMacアドレスを調べておいてもらって maclist.dat に登録しておけば上2行の作業は不要。
- BluetoothView のログ保存
BluetoothView のウィンドウ内で右クリック、"HTML Report - All Items" を選択、
ブラウザに表示されるので、右クリックで保存を選択、0731.html のように
月日の4桁数字 という名前で保存 (.html または .htm は多分自動で付きます)。
(report.html は BluetoothView 終了時に自動削除されるので注意)
- コマンドプロンプトのショートカット作成(初回のみ)
BluetoothView のあるフォルダで右クリック → 新規作成 → ショートカット
「項目の場所を入力」は C:\Windows\System32\cmd.exe → Enter
できた "cmd.exe" を右クリック → プロパティ
「作業フォルダ―」は BluetoothView のパスを入れておく(C:\Users\XXXX\bluetoothview など)
- cmd.exe ショートカットをダブルクリック
開いたら、
mkhtml 月日の4桁数字
(.html または .htm は自動で判別されます)と入力すると shusseki.html が更新されるので、
ブラウザで確認。(リンク先ファイル名が出席時間なのでそれも確認)
1つ前の shusseki.html は shusseki_月日の4桁数字.html という名前になっているので、
戻したい場合は shusseki.html を削除してバックアップのファイル名変更で元に戻す。
- shusseki.html をファイル転送
関係者のみが閲覧できるところへ上記 html を転送して完了。
● 注意
- ペアリングしてしまうとその設定が PC に記録されて、以降 BluetoothView が相手がいなくても接続中のような判定をしてしまうので、PC 側のペアリング情報は削除する必要があります。
(設定 → デバイス → 接続相手の機器を選択 → 削除)
- 接続する必要はありません。「ペア設定」しようとしてスマホ側から PC の存在が確認できれば OK です(同時に PC 側でもペア設定要求を出したスマホの存在が確認できているはずなので)。その後は Bluetooth OFF で構いません。
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