1999年6月18日(金) 15:00〜 参加者:大谷、菅井、尾崎、服部、石井(敬称略) 1. 運搬 いくつかの業者に分光器運搬の見積もりをとってもらった。 一番安いところで3万5千円(混載) エアーサスペンションつき -> これだけで大丈夫かどうかは は少し不安 ※レンズが入っている事は 知っている。 ・防震コンテナやクッション(ウレタン?)等を使えないか ・一度車を見る事ができないか を聞いてみる。 2. ガイド系@すばる すばるで自前のガイド系を使うと ・ファイバーの視野:〜4"φ ・探せる範囲:0.01平方度 ・ガイド星の数はMAGNUMの場合の約半分 -> 15等のガイド星(〜5000 count/sec)を使うと、4x10^-4 の確率でガイド星がみつからない(銀極方向)。 なんとか使えそう。 3. コンテナ 6/16に三鷹で、湯谷さん、高見さんと話をしてきた。 PI装置をどう取り扱うか、観測所側で議論がなされていないので、コン テナについてもどうなるかよくわからない。現段階では、コンテナを置く スペースがないという問題もある。 6/25にA.O. , CAC(望遠鏡テスト用CCD) , 3DII の代表者と観測所の人 (山下さん)で話合いを行う 湯谷さんに、ダミーコンテナに関する資料をもらってきた。 4. A.O. 6/16に高見さんと話をしてきた。 可視でA.O.を使用した場合、通常(シーイング〜0".5)はPSFのピークが 数倍になり、分解能が数割よくなる、という感じの改善。 条件が良いとき(シーイング〜0".3)には、回折限界の像がはっきり見え てくる(ストレール比〜0.1)。この状態では、回折限界に近い分解能が得 られるが、光の半分くらいはハローに行っている。 CFHTのホームページにPSFをシミュレーションしてくれるページがあり、 ・シーイング@0.5um ・観測波長 ・ガイド星等級 ・オブジェクトとガイド星の距離 等を入れると、どんなPSFが得られるかを計算してくれる、というのを教 えてもらった。 ※すばるの場合に適用するには、パラメーターや結果の数値 を換算する必要がある。 高見さんは、(結構大変な、コンテナや筐体の設計・製作をやってまでも) 上に書いたような性能のためにA.O.対応にするつもりなのか(A.O.を使用す つもりであれば、それなりの覚悟が必要)、ということを強調していた。 5. ジェネシア 15日に問い合わせを行い、現在は返事を待っている状態。 6. 次回 6月29日(火) 10:00〜