日本天文学会2012年春季年会@龍谷大学 in京都

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公開講演会 「最新テクノロジー望遠鏡で迫る宇宙」

長田 哲也
 「光赤外線の望遠鏡、その最先端技術」
長谷川 哲夫
 「アンデスの巨大電波望遠鏡ALMA」
小山 勝二
 「X線望遠鏡って:それで何が見えるの」
  • 主旨

     天文学者と聞くと、夜な夜な望遠鏡を覗いて星の研究をしているというイメージがあるかもしれません。しかし、今や望遠鏡も観測装置も現代の新しい技術を取り入れることによってこのようなイメージとは随分違った観測が行われています。しかも、現代の天文学では、電波からX線・ガンマ線まで全ての電磁波の波長域での観測結果を総合することで宇宙の謎に迫ることが必須となっていて、それぞれの波長で望遠鏡や観測方法が異なります。例えば、光や赤外線の波長ではすばる望遠鏡に代表されるような1枚鏡による観測が一般的で、電波ではALMAのような多数のアンテナを組み合わせた観測もあり、X線では地上では観測せずに衛星による観測が行われています。
     そこで、この講演会では、目で見える光だけではなく、電波とX線の波長域を取り上げ、それぞれの波長によって望遠鏡の仕組みがどのように異なるのか、どうやって観測しているのか、波長が異なると見える宇宙・天体の姿が全く違っていますが、どんな風に違うのか等についてお話頂きます。三人の講師の方は、それぞれの波長での最先端の技術に詳しい一線の研究者で、最新望遠鏡や観測装置、将来の望遠鏡等の話もして頂く予定です。講演の後には、全波長を見渡して宇宙を見る「眼」の違いや色々な波長での観測が必要な理由等について総合的な質疑の場を設け、講演参加者も交えて討論を行います。
     また、三つの講演の前には、2012年5月にみられる金環日食の簡単な紹介も行います。多くの皆さまの参加をお待ちしています。

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    (京都大学花山天文台、NPO花山星空ネットワーク主催)
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