.forward でも外部へのメールの転送は可能ですが、SPF で "-all" 設定がされているサーバ
からのメールを .forward で転送すると、送信元を書き換えずにそのまま転送するため SPF が
機能して転送先で受け取ってもらえません(特に gmail では確実に差し戻し)。
一旦受け取った後、procmail で転送すれば、送信元がMINET のメールサーバになるため
転送先でも受け取ってもらえます。
home directory に以下の .forward と .procmailrc 2つの file を置いて下さい。
"| /usr/bin/procmail -Yf- || exit 75""|| exit 75" と、パイプ (|) が2つ重なっていることに 注意して下さい。
:0 ! 転送先メールアドレス
:0 { :0 c ! 転送先メールアドレス :0 $DEFAULT }
現在、メールサーバーは spamassassin でのスパム判定結果をヘッダに追加しています。
spam を減らいしたい方は、上記ヘッダ情報を元に以下の方法である程度の spam を減らす
ことができますが、誤判定のリスクを覚悟の上御利用下さい。
home directory に以下の .forward と .procmailrc 2つの file を置いて下さい。
"| /usr/bin/procmail -Yf- || exit 75""|| exit 75" と、パイプ (|) が2つ重なっていることに 注意して下さい。
:0 * ^X-Spam-Flag: YES /dev/null :0 $DEFAULTここで、:0 の後には半角スペースが必要で、即ち:0 (改行) とします。
:0 * ^X-Spam-Flag: YES /dev/null :0 * ^From: MAILER-DAEMON@eri.* /dev/null :0 * ^From: あなたのアカウント名@eri.* /dev/null :0 * ^From: あなたのアカウント名$ /dev/null :0 ! 転送先メールアドレス
:0 * ^X-Spam-Flag: YES /dev/null :0 * ^From: MAILER-DAEMON@eri.* /dev/null :0 * ^From: あなたのアカウント名@eri.* /dev/null :0 * ^From: あなたのアカウント名$ /dev/null :0 { :0 c ! 転送先メールアドレス :0 $DEFAULT }
:0 c $DEFAULT :0 * ^X-Spam-Flag: YES /dev/null :0 * ^From: MAILER-DAEMON@eri.* /dev/null :0 * ^From: あなたのアカウント名@eri.* /dev/null :0 * ^From: あなたのアカウント名$ /dev/null :0 ! 転送先メールアドレス
いずれの場合も、フィルタにかかったメールは消去されますが、消去せずに
残したい場合は、各自の home directory の下に unknown (directory 名は自由です)という名前の
directory を作り、上記 /dev/null の部分を
unknown/.に変更して下さい。但し、この場合 spam がどんどん溜って /home が溢れる 原因となりますので、ユーザーの責任で定期的に unknown 以下の file を 消去して下さい。