岩室の主な仕事と最近の状況 (2014年版)
2013年版
観測
装置
FMOS
やっと手を離れたと思った矢先に、decommission との話が。大変残念だが、主焦点ユニット内部には10年以上前の RedHat PC と既に入手不可能なボードが多数使用されており、長期使用の際は制御系の総交換が必須の見通しだったためその点は一安心。
FMOS Hawaii2 検出器の今後の動向が気になる。
京大3.8m
チューナブルレーザーを用いた位相カメラは、実際の望遠鏡と同等の光学系でもちゃんと機能することが確認できた。あとは、実機に向けてより安定性があり、メンテナンスしやすいシステムへの改良をしていきたい。
18枚の鏡の制御シミュレーションを行う下農シミュレータのソースの中心部の解読は行ったが、改造して使いこなすには至っていない。
サイエンス
3.8m が本格スタートしたので、国内中口径でできるサイエンスを検討中。QSO の変光モニタで母銀河の寄与に制限がかけられないか考えている。国内でどの程度のことができるか、かなた望遠鏡でパイロット観測をしてきたので解析しないと。
月曜雑誌会の資料は
こちら
講義
など
物理学基礎論A
活動銀河物理
宇宙科学入門
MINET
観測天文学
の講義は私の手を離れ、教養の力学講義が復活。
MINET は現在全サーバのリプレース中。8割終了したが、最大のヤマ場のメールサーバーがまだ残っている。
MINET への質問は簡単なら
minet-help
、深刻なら
minet-admin
まで。
その
他
光赤天連
京都混声
光赤天連の運営委員長は昨年秋に終わったが、今度は事務局が京大の番になったので行きがかり上事務局長をやっている。Web サーバやメーリングリストのさくらネットへの移行やドメイン名の取得、会費納入状況などの全会員への確認など近年の懸案だった事務作業を全部行ったので、しばらくは安定するかな。
京都混声はぼちぼちやってます。