34の参照センサの時間遅れが負の値になってうまく解析できないので、温度ロガーのデータを 1500sec 先行させて解析した(温度計プローブの置き位置が悪かったか...)。
前回の結果と併せて補正係数を plot してみる...(下図 a-d は昨年、e,f が今回の結果)
4回前と同じ状態で再度取得してみる。
この2つのセンサに、見かけの特徴がないか調べてみた。特に気になるような部分は無いが、基板の端に欠けが見られた。こういうセンサは他にも多くあると思われるが、とりあえずメモ程度ということで記録しておく。
41番を対向板から離し、34番を対向板と対向させて継続する。
温度変化をもっと極端にして、30分で変化、5時間維持にしてみる。
とりあえず、対向板と対向させるセンサを41番の方にして計測を継続。
41番と34番の位置を入れ替えて計測を継続。
温度維持5時間の場合の結果が以下。かなり違った結果となっているが、補正関数が破綻するレベルのものではない感じだ...
ここまででわかった傾向としては、補正係数が大きく出る場合は計測センサと参照センサのカウント変化の形が合わず、残差が大きくうねる状態となり、逆にこれらの形状が合う場合は残差が非常に小さくなるようだ。温度変化を早めると形状の不一致となり、遅くすると delay が伸びて平衡に達する前に温度制御が反転して振幅に影響が出るということか。非常に時間がかかるが、5時間温度変化、30分保持という制御を時間を2倍に伸ばして10時間温度変化、1時間保持で試してみる(箱に入れた状態で)。