内周セグメントへのアクセス台
http://www.kusastro.kyoto-u.ac.jp/~iwamuro/Kyoto3m/ladder.html

岩室 史英 (京大宇物)


●内周セグメントへのアクセス方法

  • 両ナスミス台端の位置からならアーム状の構造物を突っ込めそう
  • 作業者は始めからアームの上に這いつくばった状態で突っ込まれる
  • 以下は栗田くんによる幅 1m の素案でアームの間にトラスが入る構造
    → 幅を 50cm にすればトラスを避けて突っ込める

●設計と必要部品

  • 最長 4m のアルミフレームの組み合わせで製作
  • 側面の筋交いは突っ込む場所に応じて左右付け替え

●強度確認

  • 各アルミフレームと同じ断面2次モーメントと断面積を持つ中空アルミ角パイプでモデルを作る。

    型番断面2次M断面積パイプ外形パイプ内形
    NEFS8-8080130cm416.49cm27.453cm□6.250cm□
    NEFS8-408020cm410.34cm27.534cm x 3.767cm6.006cm x 3.003cm
    HFSH8-8080183cm426.41cm27.401cm□5.326cm□

  • 底面横棒・縦棒両端に 5mm□x100mm の角棒を接続してその底面で固定、アーム先端に 100kgw 鉛直方向と、横方向 20kgw で変形を評価

  • 鉛直方向は 26mm/100kgw (この内 6mm は中央部の沈下)、横方向は 10mm/20kgw の変形

●作ってみた

  • 実物写真

  • 内周セグメント3枚を清掃