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温度計キャリブレーション報告その4

 報告内容
・水に入れた状態でキャリブレーションを行った結果です。
・環境は室温&冷蔵庫&氷水です。

キャリブレーション結果についてはこちら
誤差曲線についてはこちら
キャリブレーション結果で誤差を補正した結果についてはこちら

・キャリブレーション結果
温度計の温度をt、実温度をTとしてT = t -(at2 +bt +c)でフィットした結果の各パラメータ

温度計ID 0E00000308B20F28 140000032AC9EC28 160000030896B428 200000032ACA5028 22000002B2748C28
a -0.00196454 -0.00158717 -0.00169207 -0.00172096 -0.00190599
b 0.0619174 0.0510019 0.055895 0.0544026 0.0654503
c -0.0670621 -0.104562 -0.165103 -0.0703773 0.244951
温度計ID 3E000003089D3228 4B00000330F20428 57000002E1D70A28 CD00000330E8E628 FE0000032AD45028
a -0.00185147 -0.00136653 -0.00199499 -0.00142117 -0.00219016
b 0.0594791 0.0493896 0.0616933 0.0488457 0.0670074
c -0.111185 -0.366617 -0.0449599 -0.218456 0.0593539



・横軸を温度計の温度、縦軸をdeltaOHMの温度でとった場合のグラフと上記パラメータを用いた近似曲線のグラフです。

0E00000308B20F28 140000032AC9EC28 160000030896B428 200000032ACA5028 22000002B2748C28





3E000003089D3228 4B00000330F20428 57000002E1D70A28 CD00000330E8E628 FE0000032AD45028








・誤差曲線
横軸温度計温度、縦軸を誤差(温度計温度からdeltaOHMの温度を引いた値)でとったグラフです。
上記のパラメータはこれを二次曲線で近似して求めました。

0E00000308B20F28 140000032AC9EC28 160000030896B428 200000032ACA5028 22000002B2748C28





3E000003089D3228 4B00000330F20428 57000002E1D70A28 CD00000330E8E628 FE0000032AD45028






今までの値に比べれば2次曲線としてそれほど不自然ではない形になったかと思います。

近似曲線で値を補正した場合の比較グラフも載せておきます。
赤が生データの誤差(deltaOHMとの温度差)、緑が得られた二次曲線で生データを補正した場合の誤差です。

0E00000308B20F28 140000032AC9EC28 160000030896B428 200000032ACA5028 22000002B2748C28





3E000003089D3228 4B00000330F20428 57000002E1D70A28 CD00000330E8E628 FE0000032AD45028






補正後は誤差がほぼ+/-0.2℃の範囲に収まりました。